膝の痛みとX脚、その原因はストレス!?

膝の痛みでご来院された80代の患者さんは、
2年前から膝が痛くなり、
立て膝から起き上がると膝が痛むとのこと。

足の動きを見てみると、
真っ直ぐに足が動いていなくて、
膝が内側にくの字になりながら動いていました。

いわゆるX脚というやつです。

X脚に関わる足の筋肉は、
・縫工筋(ほうこうきん)
・薄筋(はっきん)

です。

この2つの筋肉は、膝の内側を走っていて、
膝の痛みに関連しています。

実際にこの患者さんは、
縫工筋と薄筋の筋力テストをすると弱かったです。

そして、もっと重要なことは、
この2つの筋肉は副腎と関連していて、
慢性的なストレスによっても弱くなりがちな筋肉なんです。

※副腎とは、腎臓の上にあるソラマメのような形をした臓器で、
ストレスに立ち向かうホルモンを分泌する臓器です。

お話をお聴きすると、
ご家庭で相当苦労されたそうで・・・。
胃潰瘍になって吐血されたこともあるそうです。

そこで、当院の施術としては、
米国のカイロプラクターのジョンシー博士が創られた、
タッチフォーヘルスの「感情ストレスの解放(ESR)」の手法を使って、
筋肉にため込まれたストレスをケアしました。

すると、施術後には、
縫工筋と薄筋はガッチリ強くなり、
膝の痛みは無くなりました!

本当に心と身体は繋がっていますね。

この患者さんは、
2回目の来院の時も、膝の痛みはなくなっていたので、
効果は持続しているとのこと。

他にもご不調なところがあるそうなので、
順番に施術しています。

身体も気持ちも、
ますますお元気になられることを願っています。