睡眠環境と頭痛

健康の秘訣は快眠・快食・快便と言われていますが、
睡眠環境は健康に大きく影響します。

今回は、頭痛の改善には、
睡眠環境を変える必要があった話をシェアします。

頭痛でお困りのTさんの場合、
タッチフォーヘルス(TFH)の
筋肉反射テストを使って調べてみると、
頚椎からの影響があると分かりました。

そこで鍼灸施術で首の氣を整えました。
(ちなみに頚椎を支える首の筋肉は、
TFHでは胃の経絡と関連があります。)

さらにもっと他の要因がある感じがしたので、
筋肉反射テストを使って原因を調べたところ、
『枕が原因』で頚椎に負担がかかっていることが分かりました。

確認のため、
実際に家で寝ているのをイメージしてもらうと、
筋肉はストレス反応が出て弱くなり、
やはり原因となっているようです。
Tさんには、枕を替えるようにアドバイスしました。

そして、次の来院時に聞いてみると、
頭痛が無くなったそうです!

たとえば夜11時に寝て朝7時に起きるとしたら、
8時間横になっていますよね。

8時間って1日の3分の1です。

その長い時間を快適に過ごすことが、
身体を健康に保つ秘訣なのです。

よく患者さんから、
「枕が合っているかどうか、
自分でどうしたら調べられますか?」
と聞かれますが、
以前聞いた、睡眠を専門にしている医師の言葉をお伝えしています。

・合っている枕だと呼吸が楽にできる。
・合っている枕だと寝返りがスムーズにできる。

これを基準に枕を選ぶといいと思いますよ。

身体の痛みの改善には、体だけ診るのでは無く、
必要なときには生活スタイルや環境面まで考慮すると、
より改善する場合があります。