お天気の変化で体調が崩れる「気象病・天気痛」のあなたへ ― 刺さない鍼という選択

先日、通ってくださっている患者さんから、こんな嬉しいお言葉をいただきました。

「いつもお天気が崩れる前に体調が悪くなったり、
気持ちが落ち込んだりしていたんです。
でも、先生のところに通うようになってから、

だんだん体調が良くなってきて、ずいぶん楽になりました」

そう笑顔で話してくださって、私もとても嬉しくなりました。

この方はとても感受性の高い方で、
お天気の変化で、足が痛くなったり、腰が痛くなったり、
頭が重くなったり、気分が沈んだり、体調が振り回されがちでした。
だから、空模様を見るたびに憂うつになっていたそうです。

お天気の気圧や気温、湿度の変化に身体が敏感に反応してしまい、
痛みやだるさ、気分の落ち込みなどが出てくる。
最近は、こうした不調を「天気痛」「気象病」と呼ぶようになりました。

こうしたお天気に左右されやすい方は、
自律神経が敏感で揺らぎやすい傾向があるんです。

そして鍼は、その自律神経を整えるのに良いと昔から言われています。
近ごろは研究も進み、鍼の刺激が心拍や血流、発汗といった、
自律神経の働きに変化をもたらすことが少しずつ確かめられてきています。

ご興味のある方は、全日本鍼灸学会が公開している
「鍼灸のエビデンス」のページをのぞいてみてください。
https://jsam.jp/research/

鍼施術を続けるうちに、お天気の変化に過剰に反応しない身体になっていきます。
冒頭の患者さんも少しずつお天気に負けない身体に変わってきました。

当院では施術のたびにその日の身体の状態をチェックしていきます。

「今日はここが疲れているな」
「今日は気圧の影響が出ているな」と、
その都度、筋肉反射テストで身体に聞きながら、
必要な施術を組み立てていきます。

決まったやり方をなぞるのではなく、
毎回その方に合わせて施術内容を選択していく。
これが、揺らぎやすい身体に寄り添い、
より良い状態へ整えるコツだと考えています。

そして、当院で使っている刺さない鍼「てい鍼」は、
優しくツボを押さえたり、さすったりするだけで、
身体に必要な刺激を届けられます。

チクッとする痛みも、ズーンとした響きもありません。
鍼が苦手な方、感覚過敏で刺激に弱い方、繊細な方ほど、
安心して受けていただけます。

そして繊細な方ほど、
その穏やかな刺激をしっかり受け取って、
変化を実感されることが多いのです。

お天気やストレスに振り回されてつらい思いをしている方、
天気痛で空模様に怯える方は、
そろそろそんな日常から抜け出して、
心と身体が穏やかに過ごせる日を少しずつ増やしていきませんか。

一度、刺さない鍼を試してみてください。
ご一緒に、お天気に負けない身体を育てていけたらと思います。