妊娠中から始まった腱鞘炎。産後、抱っこで休めない手首の痛み

赤ちゃんを抱っこしながら手首の痛みをかばうお母さんのイラスト

以前、手首の痛みでご来院された方は、
妊娠後期に突然両手の親指のつけ根が痛くなりだして、
出産後は更にズキンズキンとする強い痛みになってしまい困っていました。

「出産前は特に重いものを持った覚えもないのに、手首が痛くて。原因がよくわからないんです。」
と、おっしゃっていました。

産後に手首の痛みを訴える方は、決して少なくありません。
まだ首が据わっていない赤ちゃんを抱っこするときは、
頭を支えるために手首に負担がかかります。
一日に何度も抱っこしたりお世話したりで、
安静にして痛みを引かせる時間を取りにくく辛いんですよね。 

そして、痛みだしたのが妊娠中というのも気になります。
妊娠中は身体のバランスやホルモンの変化、生活自体などなど、
日々の変化に心身の対応が追いつかず、なんらかの不調が出る方は多いです。

さて、当院では痛いところだけを追いかけるのではなく、
その痛みに何が関わっているのかを、その都度筋肉反射テストで身体に聞いていきます。

この方の手首を確認していくと、
ご本人が自覚していない、いくつものストレスが関係していました。

その多くは、感情に関わるものでした。

感情は、誰の中にもあるものですし、
良いか悪いかではなく、無意識のうちに身体が抱えたままになっていることがあります。

施術を重ねながら、ひとつずつ、そのストレスを解いていくうちに、
痛みは徐々に軽くなっていきました。

この方は、以前は他でキネシオロジーのトリートメントを受けていたそうです。
引越しでそちらが遠くなり、当院にご来院されました。
ですから、筋肉反射テストのことも、感情と身体のつながりのこともご存じでした。
それでも施術のあとに「こんなにスッキリするとは思わなかった」
と話してくれました。

手首の痛みというと、使いすぎや身体の使い方の問題だと考えられがちです。
もちろん、それも関係します。ただ、それだけとは限りません。

腱鞘炎と一口に言っても、何が関わっているかは、一人ひとり違います。
痛みが強いときや長く続くときは、医療機関で診てもらうことも大切です。
そのうえで、痛みが続いてなかなか楽にならないなら、
気付かないところに理由が隠れているのかもしれません。

当院では、筋肉反射テストで必要な施術を組み立てて、
刺さない鍼「てい鍼」で優しくツボを押さえたりさすったりするだけです。
自然治癒力を活かした施術を受けたいけれど、鍼は怖いとためらっている方は、
どうぞお気軽にご相談ください。